「しまなみ海道」リベンジの旅
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週末を利用して、行ってきます「『しまなみ海道』リベンジの旅!」。どうしても征服しないと気が済まなくなりました。毎晩ウェブで、島々にかかるきれいな橋の写真を見ては、「絶対走ってやる」と心に固く誓うのです。もう、ほとんどストーカーの域です。 |
| 出発前の準備 | |
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近いうちに必ずリベンジすると心に誓った「しまなみ海道」。しかし、死にかけたコースを再度走りたくはないし、時間もとれない、金もない。かといって、この秋を逃すと、来年のゴールデンウィークの頃まで待たないとダメだろう。何とかならないものか。 車で尾道付近まで走り、駐車場に車を預け、往復しようか。「しまなみ海道」は、1日で往復可能かもしれないが、160キロはある。無理して走ると、景色など楽しむ余裕もなくなる。すると、今治で1泊か。高速の往復代金16,000円に宿代、ガソリン代。厳しいなあ。 輪行か? しかし、自転車をバラバラにしないといけないし、自転車抱えて電車に乗るのもおっくうだなあ。ただ、これを使えば、新尾道までの新幹線代金10,000円ちょっとに松山からのフェリー代5,000円くらいで済みそうだ。2日で走れるし。 ということで、とにかく輪行袋を購入し、荷造りに挑戦してみることにしました。ペットボトルを一回り大きくしたようなもの。こんなものに自転車が入るのかねぇ。 自転車をバラします。といっても、前後の車輪を外すだけですが。まず、前後のブレーキのワイヤーを外します。 |
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後輪はギヤをトップに入れておいて、外します。 自転車をひっくり返し、クイックレバーを解除します。 |
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輪行袋をひろげ、車輪を左右のポケットに入れます。ギヤが車体を傷つけないよう軍手をかぶせました。 車輪をハの字に組んで、車体に結びつけ固定します。 |
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| 10月6日(自宅〜愛媛県松山市) | |
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朝の6時半でも結構人がいます。さすがは博多駅、などと感心している暇はありません。事前に練習しておいた手順通りに自転車をバラしていきます。一人のサラリーマン風の男性が私の様子を盛んにうかがっています。バラしに慣れていれば「寄ってらっしゃい観てらっしゃい」気分でしょうが、非常に緊張します。変な汗でサイクルジャージがビショビショ。 15分ほどで完成です。全くの予定通り。バラしたとはいえ、大きさはこの通り。すれ違う人に奇異の目で見られましたが、ミスター・ビーンよろしく「何か問題でも?」風の表情で見返してやると、たいていは目をそらします。何か変な度胸がついちゃってます。 新幹線が滑り込んできます。入り口に一番近い席を確保しなければなりませんが、幸い乗客は多くありません。 |
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入り口に一番近い席の後ろに自転車を置きます。過去のツーリングにおいて、デイパックで文字通り痛い思いをした経験から、必需品はリアのキャリアに装着したパニアバッグに詰め込むことにしています。しかし、輪行袋にはキャリアは入りませんので、外さなければなりません。パニアバッグにくっつけたまま持ち歩くことにしました。 バッグの右下に私の左足が写っています。SPDシューズです。シューズの前面にクリートといわれる金具がついていて歩きにくいのですが、自転車に乗っている時間の方が長いので、我慢です。 |
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新尾道駅に到着しました。広島での乗り換えもスムースにいき、ここまでは予定通り。 |
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駅前で自転車を組み立てます。バラすのに比べれば気が楽です。 向島への渡船場まで5キロほど走りました。船に揺られる暇もないほどの時間で、向島上陸です。料金は、110円。 さー、いよいよ始まりです。天気は快晴。若干暑さを感じますが、乾燥した秋風が実に心地いい。念のため、日焼け止めを塗りたくりました。 |
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向島と因島を結ぶ因島大橋。1,270メートルの吊り橋。上下二段構造になっており、上を自動車が下を自転車や歩行者が通行します。右側が自転車道。狭いです。 |
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橋には料金所があり、小銭を投げ込みます。料金は、50円から200円。 右は、因島と生口島を結ぶ生口橋。全長790メートルのファン形斜張橋です。 |
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きれいですねぇ。でも、ビートたけしの「コマネチ」に見えてしまうのは私だけでしょうか。 各橋には案内の看板がありとても便利です。道路も、自転車のことを考えて段差のない構造になっていたのも感心です。本当に、ちょっとしたことなのになぁ。 |
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次は、生口島と大三島とを結ぶ多々羅大橋。橋長1,480メートルの世界一長いファン形斜張橋。 自転車道への入り口です。うっかりしていると見逃してしまいます。 |
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遠くから眺めるのと実際に走ってみるのとでは大違い。すごい迫力です。すごいもの造りますねぇ。 橋の途中で愛媛県入りです。 |
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多々羅大橋を降りたところにある道の駅、「多々羅しまなみ公園」。ここからの眺めも最高でした。あれを渡って来たんだぁと思うと、なおさらです。 |
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時間的にもお腹的にもお昼時でしたので、昼食をとりました。右を見ても左を見ても自転車野郎ばかりで、ここではサイクルパンツは普通の光景です。 公園内にある「しあわせの鐘」。時々、「カ〜ン、カ〜ン」と幸せな人たちが打ち鳴らす音が心地よく響いていました。一人で鳴らしてやろうかと思いましたが、惨めさを味わうだけなのでやめときました。 |
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左は、大三島と伯方島を結ぶ大三島橋。橋長328メートルのアーチ橋です。これもきれい。 右は、伯方島と大島を結ぶ伯方・大島大橋。道の駅、「マリンオアシス」より撮影しました。 |
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「伯方の塩」で有名な伯方島。「マリンオアシス」内に、こんなものがありました。マリンブルーを意識したエメラルドグリーンのソフトです。さっぱりして美味しかったけど、これを食している姿は見せられません。 |
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サイクリングロードにはこのような印がペイントされていて、とても便利です。これもちょっとしたことなのに、ですね。 そして、大島と今治を結ぶ来島海峡大橋。世界初の三連吊橋で、全長何と4,105メートル。 |
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本当に走り甲斐がありました。これを降り、松山を目指してさらに40キロほど走ります。 お腹がすいてきたので、ドライブインで「ジャコ天」をいただきました。揚げたてで、美味しかった。 |
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そうでした、松山の方でしたね。 今治から松山までの海岸沿いの道路は、上り下りが全くなく快調に走れました。松山観光港に到着の後、「権現温泉」で汗を流しました。走った後の温泉は本当に気持ちよかった。夕食は温泉のレストランで。昼、夜と麺になってしまいました。 |
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港に戻ってみると、御輿が。秋祭りの前夜祭だそうです。港町らしく、威勢がよかった。 新尾道から松山まで、143.55キロ 平均時速、22.8キロ 最高時速52.4キロ でした。 |
| 10月7日(松山市〜自宅) | |
松山からは、21時55分発小倉行きのフェリーに乗りました。2等の雑魚寝で、なかなか眠れませんでした。4時過ぎには照明がつき、5時に入港です。トンネルに備えてライトを持って行きましたが、このような状況で使うことになろうとは想定していませんでした。眠いです。 国道3号から200号に入り、飯塚を目指します。飯塚から201号に乗り換え、八木山を超えます。この登りはしんどかった。登り終えると篠栗まで一気に下り、そのままの勢いで帰宅しました。10時前でした。 今回のツーリングで、「しまなみ海道」は2日あれば完走できることを証明できました。でも、島々の魅力を満喫するには、最低あと1日は必要だろうと思います。今回も一人旅でしたが、ここは仲間と走るには大変適したコースのように思います。全くの初心者でも、時間さえかければ走ることができるでしょう。 どなたか、ご一緒しませんか? めんどくさそうということで、知ってはいたけど手が出なかった輪行。今回初めて利用してみましたが、大変便利でした。輪行袋は、「魔法の絨毯」ですな。 本日の走行距離、84.73キロ 平均時速、21.1キロ 最高時速、50.6キロ |
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